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雑感 アーカイブ

2005年03月28日

プリン体、恐るべし

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小生、先月に極度の高脂血症であることが判明したわけですが、今まで家で飲む酒はアサヒの本生アクアブルーという糖質50%カットの発泡酒でした。

でも今後はキリンの淡麗グリーンラベルという糖質70%カットのヤツにしようかと思っています。
味見がてら何本か買ってみて飲んでいるんですが、結構美味いんですね。
日本の技術ってスゴいと感じる瞬間です。

で、調子に乗って次はプリン体99%カットというヤツにトライしてみました。
。。。。。。。う〜ん、これがマジで美味しくないでやんの。
プリン体って美味しさの重要な要素だったんですねぇ。
意地でも痛風にはなるまいと心に決めました。

そうまでして酒呑むな、、、ってか。

今月も更新しました。御贔屓に。

2005年03月29日

田尾監督って相当モテたクチですから

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楽天、開幕戦で勝ったきり勝てませんねぇ。
これで新球団が楽天じゃなくてライブドアだったらもっとイロイロ言われていたことでしょう。
ま、開幕10連敗なんて記録だって過去にはあるんだから、そんなに騒がなくたって、、、というのが正直なところでしゅ。

その点、ソフトバンクは強い、、、って、要するに福岡ダイエーホークスは相変わらず強い、、、王監督は長い年月をかけて強いチームを作りました、、、読売巨人軍に固執しなくて良かったね、、、ということですが。

で、ソフトバンクインベストメントの北尾CEOですか。以前、どこかで会ったことのあるような、、、。
て言うか、あのテのやり手のオジさんってどの業界にも1人くらいいませんか?。
あと、どこの親戚の集まりでも、特に葬式とかで声が大きめで目立つオジさんにああいうタイプって多くないですか?。
世の年配の方々がホリエモンに抱く嫌悪感とはまた違った嫌悪感を北尾氏に抱いている潜在的な人層って、案外と多いんじゃないかな(笑)。

2005年04月05日

医療も縁でしょ

歯科治療に限らず、医療というのは医師と患者さんとの信頼関係が非常に大切であることは言を待たないわけであります。
昨今の医療ジャーナリストの中には、「最初から医者は疑ってかかりなさい」みたいなことを言うアンポンタンがおりますが、
そんなもん小生に言わせりゃ「最初から良質の医療を放棄している」としか言いようがありませんナ。
医は仁術なり.gifそもそもですね、、、

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2005年04月07日

郵政民営化考、、、

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今国会の焦点(商店でも笑店でもないですが)のひとつに郵政民営化がありますね。
なかなか難航しているようでありますが、その原因のひとつに「国民の世論が今ひとつ盛り上がりきれていない」というのがあると思うんですわ。

その昔の国鉄民営化の時には国民世論もバッチリ盛り上がっておりましたもの。
じゃあ盛り上がれない原因は何???

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2005年04月08日

古い話で恐縮です。

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4月1日のことだったと思いますが、北朝鮮のサッカー協会が、ワールドカップのアジア地区最終予選の対バーレーン戦、対イラン戦で審判の判定に不公正なところが多々あったという記者会見をしていましたね。
ああいうのって、、、

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2005年04月11日

インフォームドコンセント

先週の月曜日に引き続き、カネコ先生が見学に訪れました。
今日は結構忙しかったんですが、ドクターを始め、新スタッフ、果てはカネコ先生も手伝っていただき、みなさんの頑張りと協力で乗り切ることが出来ました。感謝です。
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さて、今日の表題のインフォームドコンセント、、、遥か昔、旧職場の教授先生がインフォームドコンセプトと言っておりました(笑)。
いまや、医療の常識ともいえるようになりつつある、このコンセントですが、、、

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2005年04月15日

続・インフォームドコンセント

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4月11日にインフォームドコンセントについて書きましたが、医療を生業としている以上、日々これは避けて通れないんですね。
患者さんにはコチラの提示した治療方針に(もちろん納得の上で)従っていただくのがコチラとしても楽なことは確かなのですが、全てがそうとは限りません。例えば、、、

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2005年04月17日

中国の反日デモですが

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今日は初夏の陽気でポッカポカ。
チャリに乗って茅ヶ崎の家系ラーメンを食いに行きました。
まぁ一応美味しいけど、同じ家系なら藤沢のコチラ横須賀のコチラの方が小生は好きだな〜、、、と再認識しました。
で、帰りは辻堂海岸の交通公園に寄りましたが、すっげ〜混んでいるでやんの。
こういうところって、今日みたいな気候の時が一番混むんだろうな。
それから給料日前というのも関係しているかな。

さて、中国全土で3週連続で発生している反日デモですが、、、

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2005年04月26日

やはり人災だったのか?

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JR宝塚線の脱線事故で、脱線する前に到着した伊丹駅での8mのオーバーラン、実は40mだった。
ウソの報告をしていたわけですね。
しかしコレ、事故が起こった後の虚偽報告とは違い、事故が起こる前に運転士と車掌が申し合わせたウソ。
要するに犯罪における証拠隠滅に当たるものではない、とすると、、、

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2005年05月08日

脱線したJR西日本から学ぶ

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4月25日に発生したJR宝塚線(福知山線)の脱線事故。
事故発生の土壌(下地?)としてJR西日本の企業体質が何かと槍玉にあがっている今日この頃ですが、、、

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2005年05月18日

職業選択は自由だけど

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毎週水曜日恒例!午前中から昼過ぎまで野暮用のため、スーパーカブでアチコチ走り回りました。
どーしてコマゴマした雑用が次から次へと湧いてくるんでしょうかね?。
野暮用のない水曜日が欲し〜い・・・!

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2005年05月24日

「引っ越〜しっ!」のオバさん?

中国の副首相が会談をドタキャン、、、国際外交における大いなる非礼をしてまで???
ま、こんなことは国際社会が許しませんけどね、ふつー。
北京オリンピックが近づけばなおさら、、、ああそっか、、、あいつらのことだから「あと3年あるから」と思って「今のうちにやっておこう!」って腹か。
反抗期の青少年が「少年法が適用されるうちに軽犯罪くらいはやっておこう」、、、ってのに似てるかな?・・・

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2005年06月02日

育った環境の重要性

今日から新しいメンバーとして歯科医師の森薫(もりかおり)さんが加わりました。
初日ということで随分緊張したのではないでしょうか。
向こう1週間くらいは家に帰ると妙に疲れている割に、何で疲れているのか、これといって判らなかったりして、、、。
1日も早く慣れて大いに活躍して下さいね。

昼休みに伊東先生が御夫妻で当医院を御訪問。
超豪勢な手土産までいただいて恐縮でありました。
奥様の「主人がお世話になりました」の一言が印象的でした。
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元大関貴ノ花の二子山親方の葬儀がありました。
以前からとりだたされていた息子の花田勝氏と貴乃花親方の確執、、、ですか。
父の葬儀後の会見で貴乃花親方は花田勝氏に対する不快感を表明、、、まぁ当事者に何があったか知る由もありませんが、、、。
普通、こういう時には言わんよな。
いや、こういう時でなくても公には言わないよ。
仮に花田勝氏が一方的に悪くて貴乃花親方には全く非がないのだとしても、公には言わないでしょ、ふつー。
公に言うことによって当事者間はもとより、周囲、特にお互いの家族とかに要らぬ不利益が及ぶことまで頭がまわらんのでしょうか、、、いや、この人の場合は確信犯なんでしょうけど。

この貴乃花親方という人、横綱としては文句のつけようのない希代の名横綱だったかもしれないけど、一個人として見た時には非常に歪んだ心を持った人なんだろうな、、、と率直に思うわけです。
幼少期からの育った環境の特殊性、そして若くして角界のトップに登り詰めたわけですから、一般人とは全く異質の人間形成が行われたとしても何ら不思議はないのですが。
そういう意味で小生など、彼を非常に可哀想な人である、、、という目で見てしまうんですわ。

2005年06月06日

@ミッキーマウスの分身術

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 ミッキーマウスはたくさんいる。
 ディズニーランドやシーでは、いろんなところにミッキーマウスが同時に出現している。
あたりまえだ。
ところがなぜか、みんな「ミッキーマウスは世界で1人しかいないんだよね」とうれしげに説明してくれる。
ちょっとばかだとおもう。
 どうやら「ぽくほまだ子供心をなくしてないんだよ」ということを言いたいがために、そういう発言をするみたいで、ま、ばかですね。
4月に『東京ディズニーリゾート便利帖』という本を出した。
表紙に小さく「ミッキーマウスほ何匹いるのか」というフレーズが書かれてるんだけど、これを見た人は全員、何かの反応を起こすのである。
 みんな、おかしいよ。
 ミッキーマウスはたくさんいます。
着ぐるみなんだからたくさん用意されてるに決まっている。
 おそらくかつて「ミッキーマウスは何体用意されてんですか」と聞いた人がいて、「ミッキーは世界で1人しかいませんよ」と答えたんでしょう。
そりゃ商品だから、そう答えますよ。
手作りのパン屋さんで「どのパンがおいしいの」と聞いたら「どれもおいしいですよ」と答えるのと同じだ。
どれか選んで、ああ、これはおいしい、これは今いちだなと判断すればよろしい。
パン屋の空に向けた公式声明は心意気の表明だと考えて無視すればいいわけだ。
 でもみんな、ディズニーの声明は無視しないよな。
 徹底的に時間管理をして、あらゆる瞬問にミッキーが2匹いないシフトを作ってると信じてる人までいる始末だ。
そんなことはしてません。
たしかに、1人の人間が同時に2匹のミッキーを見ることがないように、配慮されてますが、離れた2人は同時に別の場所で別のミッキーに出会えます。
 つまり何だかんだって言っても、みんな「言っちゃいけないこと」が存在するのが大好きなんだね。
王国の王はもともとそのために存在してたし、天皇家という大きなタブーを抱えていたはずのわが国ですが、最近の若い人と話してると、天皇家よりもディズニーのタブーのほうを大きく考えてんじゃないか、とおもわれる瞬問があって、ちょっとどきっとしますね。
 ディズニーは「ミッキーが何匹もいるなんて言っちゃだめ」なんて強制してるわけではなくて、でもやんわりとおもってるだろうから、その意図を汲んで、言わないようにしましょうよ、とみんな考えてるわけですよね。
なんのためなんだろ。
支配されたいのかなあ。

上記は週刊文春に掲載されていた堀井憲一郎のコラムより抜粋しました。
でも少なくとも放送局や芸能人に対しては圧力をかけているよな、ディスニーって。
ちょっとジャニーズやヤマギシズムに似ているところがあるかも、、、。

ディズニーランドやシーも「宗教のようなもの」なのかもしれません。
来園者の9割がリピーター!!ってのも仮に宗教ならごく当たり前なことだしネ。
スタッフの中にスレスレの笑顔の人、たまにいるよなぁ。

でもまぁ「お客様に感動を与える」っていう大義名分で実は宗教スレスレっていうパターンって、経営の王道じゃありませんこと?。
怪しげな経営セミナーとか自己啓発セミナーで支配されちゃった経営者は、今度はお客に対して類似の支配を始める、、、それも無自覚で、、、チョットしたマインドコントロールかも。
医院経営の場合はどうなんですか?
吉と出た場合はいいけど、凶と出た場合は、、、う〜ん恐ろしい。

ところで、こんなことを書いている小生って、心が荒みきっちゃって少年のやうな純真な部分は残っていないんでしょうかねぇ(笑)。

2005年06月09日

韓希望小泉停止参拝靖国神社

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以前、このブログで小生は日本の首相の靖国神社参拝には反対である、と書きました。
そう、「基本的に」反対なんです。理由は5月24日に書いた通り。
しかし、今年の夏の参拝に関しては、、、といえば、小泉さんには予定通り参拝していただきたいものです。
最近の中国とのこの問題におけるコジレ関係は出口が見えないわけですが、もし今年、小泉さんが中国の圧力に屈する形で靖国参拝を中止すれば、日中関係は一旦は無風状態にこそなるでしょうけど、中国はまた別のカードを切って「ゴネてくる」に決まってますって。

この際ですから、中韓以外のアジアの国々や、欧米各国には「靖国参拝を中止しないのは対中外交戦略のため」と内々に言った方がコンセンサスが得られるかもしれません。

それにしても中国ってのは政府による情報操作が当たり前の国とはいえ、よくぞ中国国民の世論を「不許是参拝靖国!(おそらく文法間違い)」に持っていったものです。
北朝鮮や韓国がどちらかと言えば「場当たり的」な反日政策なのに対して、中国(特に江沢民政権)は長期的視野に立って反日の構図を構築しましたもの。
中国って国はある意味で外交手腕は老獪そのものであります。

というわけで、中国に大きな外交カードを与えてしまったという意味でも、靖国”公式”参拝ってのはしない方がよかったんじゃないのかな〜、、、と思うわけです。今さら遅いけど。
あと、それを不要に煽って中国の反日キャンペーンに加担する格好になった朝日新聞はホントに責任重いど〜。

あ、今日も酒呑んじゃいました。
でも糖質70%オフの発泡酒と黒霧島をロックで1杯だけ。
適量でっしゃろ?

2005年06月13日

クール・ビズ

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世の中、クール・ビズが話題であります。
国会議員の先生方もネクタイを外してアピールしておりますね。

自慢じゃありませんが、こんなものは小生が10年以上前から実践していたことであります。
ようやく時代の方が小生に追いついてきた、、、というのが率直な感想、というところでしょうか。
鋭敏な感覚を持つ小生のことですから、当時からどうも地球上の二酸化炭素濃度が高くなっていることを無意識のうちに察知していたのかもしれません。

それに対してこともあろうに先見の明のない諸先輩方は、やれ「だらしがない」と注意し、「みっともない」と非難し、果ては「学生以下の格好は良くない」などと教えを導こうとし、小生の地球環境への配慮という崇高な志を押さえ込もうとしていたんですなぁ。
地球の我々の子孫のことを真剣に考える小生は、もちろんそんな圧力に屈することなく意思を貫き通したのは言うまでもないことであります。
しかし先輩方も、今では当時の自分達の愚かさを恥じ、「茂木は当時、地球環境のことなど一言も口にしなかったぞ。強い意志とは裏腹になんて奥ゆかしいヤツなんだ」と思い、小生に小言を言ったことを悔いているかもしれません。

小生も学会に出席のときなどは一歩引いて先輩方の言いつけ通りにネクタイを締めたりしておりましたが、学会があるのはだいたい春か秋ですから、CO2排出量への影響も少なくて済むかな、、、と、これも決して当時は口には出しませんでしたけど。

それから、冷房の設定温度をスーツ&ネクタイの男性に合わせることで、女性には冷え過ぎになることも問題ですね。
そこへゆくと職場の女性への配慮という点でも、女性の体調を気遣う能力に劣る先輩方を尻目に、小生は常に先頭を切って行動で示していたわけです。
もっとも小生の旧職場の歯科大学の附属病院は冷房の効きが悪くて、「冷房が効きすぎて寒い」などと訴える女性は皆無でありましたし、クール・ビズの小生も汗ダラダラでしたけど。

、、、え?、それで冬には何故ネクタイ締めなかったのかって?
そりゃ、あなた、冬のうちから来るべき夏に向けて地球環境を守る意思を明確にしておかないと、、、、、ねぇ。

社会人の身だしなみですって?、、、ごもっとも。

2005年06月14日

黙するが価値(勝ち)?

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二子山親方の死後、貴乃花親方と花田勝氏の確執が連日ワイドショーやニュースを賑わしております。
貴乃花親方はよく喋り、花田勝氏はだんまりを決め込んでおります。
小生思うに、こういう時って黙っている方が勝ちですね。
実際はどっちが悪いのかなんて小生は知っちゃないですよ、単純にそう感じるだけなんですけどね。

以前、堺正章と岡田美里が離婚した時、岡田美里は堺正章のことを会見でこき下ろして不満をぶちまけたのに対し、堺正章は離婚の事実を認めただけで、一切の言い訳をしなかったんですね。
実際はどちらが悪かったかなど知る由もないですが、小生の目には堺正章がやたらと格好良く映ったものでした。

あまり喋り過ぎると良くないというのは、日本人なら皆なんとなく感じているんだろうけど、ついつい喋っちゃう人って世の中に多いですよね。
特に以前言っていた事と今言っている事の間に、ほんの少しでも一貫性が崩れると、もうそれだけで信憑性がなくなっちゃうのに、意外と皆さんその辺には無頓着ですよね。感情的になっているから特にそうなのかな。

言いたい事を胸にしまい込んでいたりして、一挙に爆発させたくなる気持ちは解るけど、それをやっちゃぁオシマイだよね。
特に男はそう。しかも家族を巻き込むのなんてもってのほか。
「男は黙して語らず」、、、悪い言葉じゃないと思うんですが。

で、小生のこの日記、、、毎日何か書かなくちゃいけないじゃないですか。
黙して語らず、ってのは最初っから無理な相談なわけですね。
もちろんウソは書きたくないですし、当たり障りのない事ばかりじゃ面白くないし、、、あ〜難しい。

2005年06月16日

古い話で恐縮です

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昨日、CDを買ったんですよ。
ええ、3枚ほど。大量同時購入であります。
CDなんてのを買わなくなる時代はスグそこですから、もしかするとコレが最後のCD購入かも?。

で、今日そのCD達をパソコン(iTunes)に取り込んで早速聞いてみたんですけど、いや〜いいですねぇ。
買ったのは西城秀樹野口五郎とキャンディーズでありまして、、、。
今聞くと野口五郎の曲って良いんですね。「針葉樹」なんてのは地味ですけど名曲ですナ。
ガキの頃はGOROちゃん(古いねどうも)の曲ってヒデキなどに比べて退屈だったんですけど、今聞くとナカナカ心に染み入るぢゃないですか。
うーん、筒美京平おそるべし。

そして何と言っても今回の白眉は、キャンディーズの「ラッキーチャンスを逃がさないで」。
コイツは本当に大好きな曲だったんですけど、不思議と今までコレクションになかったんです。
プロポーズ大作戦のテーマ曲と言えばお解りの貴兄は胸がキュンとなるのでは?。

キャンディーズって、歌詞の中で男の呼称に「あいつ」というのを多用するのですが、当時、女子が男子を「あいつ」呼ばわりすることなどタブー寸前で、ちょっとした新鮮さがあったんだと思いますね。
それにしても女子の言葉遣いはホントに隔世の感がありますワ。

それにしてもキャンディーズってホントに唄が上手いですよね〜。
すごく練習してる(させられてる)んだろうな〜ってのも伝わってきますし。
特に蘭ちゃんの声は本当にいい声(要するに好み)なんですワ。
21世紀の今、曲として聴いた時にはピンクレディーを確実に凌駕しているのは間違いないところでしょう。
この人達に「元気良い系」の曲を歌わせたら今だに右に出るものはいないのでは?、、、なんて思ってしまいます。
名曲も数多で枚挙に暇がありませんし、、、意外と吉田拓郎が作った曲以外にも当時のフォークっぽい曲調・アレンジ(ちょっと所ジョージっぽいのも)があったりして、、、あぁ青春が甦ります(笑)。

あ、それから話は変わって、フジTVの木曜10時のドラマ恋におちたらですが、ヤバいことに完全にハマり込んじゃってます。
小生、堤真一の演技って結構好きなのかもしれません。

2005年06月20日

文化の発祥はうしろめたさにあり

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私的な話題で甚だ恐縮なのだが、小生の母親の話である。
小生の母親はとにかく世間体を気にする人で、世間の価値観への合致というものをとことん重視する。
特に自分の息子である小生に対しては、世間の価値観から少しでも外れることは絶対にして欲しくないと力説をする。
最近は歳をとったからか、その傾向に拍車がかかっているようだ。
母親としてはごく自然な感情なのだろうが、そのあまりの徹底ぶりには小生がしばしば「常軌を逸しているかな?」と悩むところでもある。

小生、自己分析するに、世間一般で広く行われている事とは少々違う事を体現してゆく事は好きであるし、実際に皆と同じ事をやっていては仕事の面でも男としても魅力はないと考えている。
もちろん、皆と少々違う事を自信満々に遂行しているわけではない。
ちょっとうしろめたいな、、、と思いながらしている事が多々ある。

今、小生の母は歌舞伎に夢中である。
今まで少しでもリスクのあるモノには一切手を出さなかった母が、誰に吹き込まれたか「歌舞伎座の株は絶対下がらないから」と言って歌舞伎座の株を購入している始末である。
歌舞伎が発祥した当時、歌舞伎役者などは河原乞食と蔑まれ、世間の価値観からは大きく外れた職業であったろう。
歌舞伎役者を子に持つ親はさぞかしうしろめたかったことだろう。
それが今では、無形文化財であり人間国宝である。
母はそんなことは考えず、純粋に歌舞伎を楽しんでいるのだろうが。

現在、文化として定着しているものの多くが、その発祥の瞬間には「うしろめたいもの」であったはずである。
、、、ま、小生の場合、人間国宝になど間違ってもならない自信なら満々にあるけどね〜。

2005年06月24日

洗脳かぁ、、、まさかね

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貴乃花親方のパーマが何かと話題でありますな。
いわゆる80年代パーマですね。
彼って過去に洗脳騒動なんてのがあったけど、周囲の意見(雑音とも言います)を真面目に聞き過ぎるのかもしれませんね。
あの髪型も誰かの趣味なんでしょうかね、、、今度は整体師ならぬ美容師に洗脳されていたりして。

あと体重の方も160キロから90キロへと激ヤセらしいですから、、、減量師(そんなのいないか)に洗脳されていたりして。

2005年06月26日

間違いない

長井秀和は30代半ばで既に人生を達観しているかも、、、と思わせる時がある。
彼のあの口調を思い出しながら読んで下さい。
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憲子さんが会見で
貴乃花親方に言い放った
「社会勉強」。
その4文字に、貴乃花親方、
絶対に反論するな!
反論すればするほど
「社会勉強が、足りない」と
思われる罠が仕込んである。
気をつけろ。
薄汚れた大人だけは、
それを知っているぞ!

どうやら小生は「薄汚れた大人」の部類のようです。
間違いない。

で、今日は朝から以前の職場:要するに大学の後輩主宰する勉強会に出席のため、上大岡まで行ってきました。
彼の症例は本当にいつもアグレッシブ。頭が下がります。
そして今日は若き麻酔医の先生による睡眠時無呼吸症候群のレクチャーもあったりして、勉強になりました。
で、会費は1人¥100也。ありがたいことです。

会場は例によってウィリング横浜という公共施設なんですが。
ええ、そうです。典型的な公費の無駄遣い型施設でありまして。
安く借りられるってのは良いんですけどね、エントランスのオブジェ群はいらんだろ、、、元は血税でしょ、、、といつも思ふ小生であります。

しかし長井秀和って活字にしても面白いな。
相当頭の良いヒトなんでしょうかねぇ。
頭が良いと言えば、最近は「読むと頭が良くなる本」みたいのが多いですよね。
こういう本を買うヒトって藁をも掴む気持ちなんでしょうか?。

2005年07月08日

まさかTVドラマになるとはネ

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昨日からフジテレビでドラマ版の電車男が始まったんですね、そーいえば。
悔しいことに小生、視れなかったですよ。
なにやらオモシロかったみたいじゃん、、、来週から視よ〜っと。

それにしてもドラマ以前に既に映画化もされているし、コミックをはじめとしていろんな電車男の本も出ているのな〜。

ちなみにウチの待合室にも電車男(オリジナル版)は置いてあるんですけど、読んでいるのは圧倒的に若い人ですね。
しかも10代〜20代のヒトが多いです。
まぁそーだろーなぁ、、、開いた瞬間に御年配の方は「なんのこっちゃ」って思うんでしょう。
ちょっとした暗号みたいなもんだもん。

二の足を踏んでいる御年配の皆様、是非当待合室で試読してみては?。
結構オモシロいでっせ。

2005年07月14日

電車男視ますた

葉山の美味しいパン屋さんのパンをいただきました。
今宵は久々にパンとワインの夕食、、、ウマ〜。
貰ったバケット2本と、デニッシュの塊1ヶ、たいらげる勢いです。
でもハッキリ言ってカロリーとり過ぎだよ。マジで。俺を殺す気か〜???。

あ、最近セブンイレブンで売っているハーフボトルのワインですけど、
なんでも田崎真也のプロデュースだか何だか知らないですけど、、、これが美味いでやんの。
価格は¥630と安くないけど、気に入っちゃいました。
あ、オイラが飲んでみたのは赤ワイン(カヴェルネソーヴィニオン)だけですから。
白の方は美味いかどうか定かぢゃないです。今日試しに買ってみましたけどネ。
近々に報告しますワ。

パンとチーズとワインに舌鼓なんぞを打ちつつ、電車男、視ましたよ。
ええ、TVドラマ(by.フジテレビ)の電車男ですね。
初回が面白いって評判だったから、期待して視ちゃったじゃないの。しょーがないね俺も。
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で、イキナリ感想なんですけど、「面白いけど不満アリ」って感じです。
番組の中に散りばめられた各種オタていすと、、、これはいいですね。

例を挙げれば、オープニングのアニメに出てくる車輌のディーティールの細かいこと。
ブルートレインが今時20系ってのはある意味でレアでっせ。

それからプリティーウーマンのテーマ曲の中でイキナリ「万世!」とこられた日には笑うしかないでしょ。
肉の万世は、今や北関東ではファミレスの一員ですけど、本来はちゃんとした肉屋さんですからね〜。
東北にあるステーキ宮(個人的には結構好き)みたいなファミレス然とした万世しか知らないアナタは、是非、万世橋本店へ!。

昔は交通博物館の帰りには、万世の地下(当時は地下が一番安かった:上層階は高いのよ〜)によく寄ったもんです。はい。
ちなみに交通博物館の職員ってオタ色を丸出しなのが笑えますけどね〜。
で、腹を満腹にした後は、淡路町経由で駿河台下へ徒歩で行って、書泉ブックマートとか三省堂に行くんですな。
で、立ち読みしすぎて再度腹が減ったらキッチンジローですか?。
フォーク野郎だった頃は黒澤楽器店とかも行ったっけ。

淡路町方面じゃない時は、神田駅方面へ歩いてカワイモデル(初めて行ったときはなんて小さな店舗!?と驚いたものです)なぞに寄るわけですよ。ええ。
もちろん「買わずに見るだけ」なんですけど。
で、神田駅前まで歩いて「カレーの王様」ですかネ。
オイラが何書いているか解らないヒト、多いんだろうなぁ。特に女性、ね。
、、、あぁ話がそれちゃいました。

で、不満点の方なんですけど、スレの住人達が感受性豊かすぎるんですわ。
リアクションの表現方法もやたらと豊かだしぃ、、、オタクってもっとウチに秘めたリアクションが信条じゃありませんこと?。
俳優さん達やお笑い芸人には解らない心情なんですかね。
まったくさ〜第2話ごときで涙ぐむなよな〜。
今からこの調子じゃ、最終回はどうなっちゃうんだよ。

え〜そういう観点からしても、TVドラマしか知らないアナタ、今からでも原作を読むことをお奨めします。
そして眼精疲労に抵抗力のある方は是非、オリジナルに最も近いこの電車男をご覧あれ。
オイラも去年ハマりまくったもん・・・_| ̄|○

2005年07月19日

おんなこども

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子供の頃、布団に入ってから眠るまでの間に母親から(父親でも良いが)「お話をしてもらう」という経験は多くの方がしているのではなかろうか。
童話、おとぎ話、、、色々あると思うが、小生の場合は専ら「戦争の話」であった。

この戦争とは第2次世界大戦に他ならないのであるが、小生の母親は学童疎開は経験しているし、終戦後の「教科書に墨を塗る」ことも経験済みだ。
疎開中の話は一番よく聞かされた。
さらに食糧難の話。鉄製品を国に差し出した話。
空襲警報発令の話。灯火規制の話や防空壕内での体験談なども嫌というほど聞かされた。
故に、小生は幼少期から「とにかく戦争は悲惨である」「戦争だけは絶対にしてはいけない」と繰り返し聞かされながら育った。

思えば小生は、第2次大戦がそれまでの戦争と大きく異なる点、「非戦闘員に多くの犠牲が出た」というところの非戦闘員側:要するに「女こども」の戦争観を植え付けられているのかも。

小生の母親曰く「1番驚いたことは、おばあちゃん(小生の祖母)が戦争に負けたと知った時、『ああ、良かった、、、』と言ったこと」なのだとか。
少し前までなら「非国民」として告発されていたであろう発言。
しかし、一部の近所の大人の男達が「亜米利加人が来たら殺される」と騒いでいたのとは対照的だったそうな。
この「明治の女」も今では100歳超、、、小生はもちろん、実の娘(小生の母親)を見ても「どなたですか?」って言うようになったけど。

それにしても上記のような「女子供の戦争観」は最近どんどん風化しているような気がする。
あと十数年後、今の小学校低学年の子らに兵役が課せられるのはほぼ確実かな。

2005年07月26日

アスベスト考

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最近、アスベストが大問題になっておりますね。
それにしても騒ぎ過ぎでないかい?
たしかに、怖いけど。
良いと思われていたものが、ある日突然命に関わる問題になる。
そして当時の行政の対応の遅れが浮き彫りに、、、これって薬害エイズに通じるモノがありますね。

だいたいやね(竹村健一風に)、歯医者なんて歯に詰めたり覆せたりする金属を鋳造する時に、アスベストを使うのが当たり前でしたから。
アスベストリボン、、、て言うんだけど、そのリボンを手で引き千切るんですわ。
その時にアノ細かい繊維ですか。思いっきり飛び散ってましたねぇ、今思えば。

歯科大の実習室なんて、アッチで千切ってコッチで千切って、、、もうアスベスト繊維飛散しまくり。
何の疑問もなく千切ってたな。うん。
歯医者だって相当なモノだけど、歯科技工士なんて言ったら、、、もうどれだけ吸い込んでいるか。

でも仕方がないよね。当時コレが身体に悪いなんて誰も知らなかったことだもの。
、、、で、小生が歯医者になって数年後、、、今思えばあれが1992年だったんでしょうかね、アスベストに発ガン性があるってことが判って、、、アスベストリボンが急遽グラスウールに代替されたんですわ。

当時、アスベストに発ガン性があるって初めて聞いた時の状況、今でも憶えています。
「え?何でグラスウールなの??。アスベストに発ガン性、、、あ、そう。」
そんな感じでしたねぇ。
で、保存実習準備室の天井見上げて、「でも、アレ。あれもアスベストでしょ?」、、、そう、思いっきり吹き付けてありましたがな。

アスベスト剥き出しの天井、、、こんなの当たり前でしたよね。
今でもいたるところに見受けられるし。
でも昔は思いっきりもてはやされていた石綿ですから、、、これも仕方ないんだろうなぁって思ってました。

で、今日の報道ステーション。
「JR新大阪駅の天井にアスベスト剥き出し40年間!、、、JR西日本1992年から認識していたが放置」
ほんでもって例の「知ったかぶり古館伊知郎」が、、、
「まったくとんでもないことですよね。40年間ですよ。あれだけの人間が往来する場所で。本当に許せません。」

、、、ホントに彼の薄っぺらぶりには呆れるばかりですな。
彼がアスベストの為害性を知ったのって、もちろん今回の騒ぎがきっかけなんでしょうけど、「JR西日本だし思いっきり非難しておこうかな」ぐらいに考えたんでしょうかね?。
新大阪駅って半分はJR東海の管轄なんですけどJR東海の方はどうなのよ、、、そんなことにはまるっきり思いを馳せないんでしょうな、彼。

立場が弱いと見るや、ここぞとばかりにイジメを入れる現在のマスコミの姿勢、、、その悪しき部分を凝縮したようなテレ朝を象徴するような男:古館伊知郎。
「イジメられる人間にも問題がある」っていう、いわゆる「イジメる側の論理」ってのがもし世にあるとすれば、彼こそ本当にイジメてやりたくなる男じゃありませんこと?。

あ、台風7号、それてくれて良かったですね。

2005年07月30日

パクリ文化

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世論調査によると、日本の軍備を増強すべきという人は5年前と比較して倍増しており、逆に縮小すべきという人は半減しているんだそうな。
もし10年前に軍備増強を声高に喋ったりしたら、冷ややかな眼で見られたろうに、この10年で日本は本当に変わったと思います。

軍備を増強すべきと主張する人も、「この5年間で自身の生活の中で軍備増強の必要性を肌で感じた」ということはまずないでしょう。
マスコミから得た情報を元にそう判断し主張しているわけですな。
多くは北朝鮮、韓国、中国あたりのことを鑑みての軍備増強、ということなのでしょうけど。
北朝鮮の脅威論各種はこの際置いておくとして、韓国や中国に対する感情としては「これ以上ナメられるわけにはいかない」というのが根底に絶対あると思うんですね。

小生、実際に中国に行ったことはないですけど、韓国には3回ほど行ったことはあるんです。
で、思ったのは、韓国になんてナメられるもなにも、あの国に対して過剰に反応しちゃいけませんよ。
そんな躍起になる必要などない国ですから。

そもそも街中ほとんど日本のパクリばっかりです。
たとえば都市機能の代表:地下鉄、、、駅の構造、自販機、車内広告、各種案内表示、果ては非常用のドアコックまで、、、目に入るほとんど全てが日本とソックリ、、、。
ハングルさえなければ日本と区別がつきませんな。
異国情緒はゼロに等しいですね。
もちろん、日本の植民地だったわけですから日本が敷設した鉄道施設は遺っているわけですけど、戦後に作った地下鉄なんてのは韓国人のプライドとして日本色を徹底排除しても良かったはずなのにね。

ま、公共施設、機能はみんな日本のパクリです。
走っているクルマも日本車は限りなくゼロに近い、、、世界でも珍しい国ですよ。
日本車にソックリなのは沢山走ってますけど。
全て日本の都市のシステムを真似て、少しだけ変えて、韓国オリジナルの振りをしているだけ。

で、絶対に「日本をモデルにした」とは言わない国。
日本を「見習った」なんて口が裂けても言わない国ですから。
しかもそれを自国民には知らせない国。
おそらく韓国の人が初めて日本に旅行しにきたら、東京の都市の機能や案内表示があまりにソウルとソックリなんで「日本って韓国の真似ばっかりしている情けない国なんだな〜」と思うでしょう。

日本人観光客がソウルに行って「ロッテリアって韓国にスゴく進出しているんだ〜」って言っちゃうのは、別の意味で情けないですけど。

業界ネタとしては、日本には80歳で20本の歯を残そう!:いわゆる8020(ハチマルニーマル)運動というのがありるじゃないですか。
韓国には2080運動があって、オーラルケア製品には2080のロゴが、、、。
これ、冗談じゃなく本当の話ですよ。
結構堂々とパクるんだけど、日本と同じなのは絶対に嫌!なんだね〜。

ちなみに小生の韓国旅行、1回めは勤め先の慰安旅行だったので、殆ど団体旅行のツアーでしたけど、これだと韓国のパクリ文化がいまひとつ伝わって来ないんですよ。
やはり、観光バスではなく、自分の足で歩いて、特に公共交通機関を使って肌で感じてみて下さい。
肌で感じると言えば庶民の反日感情もヒシヒシ感じて下さいね。
特に韓流にハマっている方々は是非。

2005年08月04日

勝てば官軍・負ければ賊軍

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先日買ったワールドワワイドなコレですが、マジで面白いし勉強になりますワ。

改めて感じるのはアメリカっていう国は全ての面で図抜けているのな〜。
良い意味でも悪い意味でもね。
、、、最近は(昔から?)悪い面が妙に目立つけど。

あとは、日本の食料自給率の低さ、、、これも改めて実感。
だから堂々とした態度がとれないのかな〜、、、なんて。
世界から孤立するわけにいかないもんネ。

それからこれは幼少の頃から地図を見てるといつも思うんだけど、ヨーロッパの国々(イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル、オランダのことですね)の領土が南洋に散在しているのを見るにつけ、昔悪いことしていたくせに戦争に勝ったらそーゆーのは許されるのね〜、、、と。

いつの時代も勝てば官軍なのねん。
日本は賊軍ですから。
そんな日本が国連(戦勝国連合)の常任理事国ですか?、、、
雑用ばかりの学級委員にならぬことを祈るばかりです。

この地図帳も、そのうちに待合室に置きますネ。

2006年02月09日

八百屋な歯医者はどうよ

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今、昔ながらの八百屋が見直されているらしいんですね。
そう。対面販売の代表的な存在:古くから商店街にあるような八百屋です。

最近の主婦層が野菜に関する知識が著しく低下しているであろうことは想像に難くないのですが、その一方で安全でおいしい野菜を求めるニーズも増えているんだとか。

八百屋のオジさんが今夜のおかずに好適な野菜を適確にしかも機動的にアドバイス、、、見た目が悪くても美味しいモノをプロが自信を持って奨める、、、。
要するに良い意味でのお節介をやく、、、スーパーのような大量陳列販売の真逆を行くわけですね。

スーパーやコンビニは、いわば典型的な交流断裂型の店舗なわけで、見た目は明るくキレイでオシャレで余計なお節介もないが、ひたすら無機的なわけですね。
上流階級向けの高級スーパーなんて特にその傾向が顕著ですもん。

近頃の歯医者もオシャレでキレイな、しかしその反面ひたすら無機的な診療室が増えていますけど、実は殆どが個人経営なわけですから、本当にそれで良いのでしょうかね?。
ブティックやエステサロンやホテルにヒントを得ること自体は良いのですけど、全部が全部右へならえってのもなんだかねぇ、、、。

ココはひとつ発想を大転換して昔ながらの八百屋さんからヒントを得て医療を行う歯医者がいても良いのでは?、、、などと思う小生なのでした。

2006年02月10日

ボディーブローのやうに

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来たる4月からの健康保険制度改訂の内容、プラスそれに付随する諸説が噂話として漏れ伝わってきています。
もしこれが全て本当なら、我々の業界はシャレにならない程の、過去に例を見ない大打撃となるでしょう。(医院の収入が何%減とかそういう甘いものではなく、です。)

さらに2008年度までに実現を目指す、、、とされているものも総て含めると、今の現状のままでの歯科医院経営は成り立たなくなります。

、、、ということは、人件費も含めた大幅なコスト削減が必要になります。
しかし、過度のコスト削減は医療水準の低下となって患者さんにはね返ります。
耐震強度偽装問題は対岸の火事ではありません。

現状の医療水準を維持しようとすれば、各々の医療機関が健康保険の取り扱いをやめるということも視野に入れなければならないでしょう。
しかしこれは患者さんに金銭的な負担増となってはね返ります。
景気が上向いているので負担増でも大丈夫ですか?。、、、そんなことはないでしょう。

すべては昨年の郵政解散で我々国民が小泉首相を圧倒的に支持したことの結果ではあります。

くわえて我が歯科業界では一昨年4月の日本歯科医師会会長逮捕、、、これが何としても痛かった。
今回の見せしめ的な仕打ちに対しても、ほとんどなされるがままですから。
今年の藤沢市歯科医師会の新年会での国会議員の先生方(我々が先の選挙で推薦したことになっている方々です)の来賓挨拶の「内容の無さ」がすべてを物語っておりました。

歯科だけに限らず、小泉改革の福祉切り捨て路線は今後ボディーブローのようにジワリと国民全体に効いてくるでしょう。

5年後、10年後になって、全てはアノ2005年の郵政解散での異様な小泉劇場が決め手だった、、、と回顧されるでありましょう。

2006年02月26日

中韓の思う壷はイヤ

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先日注文していた本が届きました。

ちなみにこれは所謂続編の第2弾。
以前に買った第1弾の方は40〜50万部も売れたんですってね。

で、今日読んだんですけど、可哀想な隣国については概ね正しいことが書かれているんじゃないでしょうか。
でも小生に言わせれば、この本、やはり極端なんですわ。

現在、中韓が主張していることが「歴史の捏造」であることは間違いのないところです。
けど、それに対して「戦前の日本のしたことは全て正しい」というような、この本のスタンスもどうかと思うわけです。
戦前の日本に失政が少なからずあり、それを止めることが出来なかったことは事実ですから。

まぁ民間が出版している本ですからね。
そういうアタマで読めば良いんです、、、教科書じゃないからね〜。

ただですね、昨今ニューヨークタイムズやボストングローブも麻生外相の右傾発言に批判の記事を載せているそうじゃないですか。
いや、批判の記事自体は別に良いと思うんですがね。

ただ最近、中韓の主張するところの「日本政府の歴史認識批判」を国際社会が相応に受け入れつつある、、、というこの雰囲気はいかがなものか、、、と。
このままじゃ中韓の思う壷でしょ、、、それだけは避けたいと。

だからもっとバランス感覚の適正な売れ筋のマンガ本が登場してくれないと、、、。

、、、と、書いたところで気づきました。
内容が極端じゃないと売れないんですわ。
部数売るには民族の自尊心をくすぐることも必要なのでした。

2006年03月05日

存在意義色々

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皇室なんて日本には必要ないと言うヒトもいらっしゃるのは重々承知ですが、キリストよりも昔から綿々と続いている日本伝統の文化みたいなものですからねぇ。

南北朝やその他モロモロ、、、今では考えられないような激動混沌の世が、かつてはあったでしょうし、「本当はどこかで切れているのでは」と言う方がいらっしゃる、、、これも重々承知です。

皇室の存在意義って色々あるでしょうけど、難しい話は本日はちょっと脇に置いておいて、、、
、、、実は小生なりに「これは」という存在意義が1つあるんですわ。

週刊誌にとって皇室の記事は欠かせないものの1つですが、
普段、どんなに辛辣な記事を書く週刊誌でも、皇室をバッシングする時に限っては文体が軟らか〜くなりますよね。

言葉遣いが丁寧になるのはもちろん、それだけではなく、批判するにしても決してあからさまに批判せず、非常に婉曲した表現を用いて、不敬になるかならないかの微妙な線を突いてくるんですわ。
でも、最終的には読者に対して何を言いたいのかということだけはしっかり伝える、、、と。

まさに日本語の妙を最大限に発揮した文章を書いてくるんですね。
これは、日本語のお勉強としては最高レベルな範疇に入るのではないか、、、と。

2006年03月10日

求人をして感じたこと

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今日もキャンセルが多かった、、、
つーか、今日は特にキャンセルの多い日でした。

予約枠にして8人分、、、要するに約3分の1の方がキャンセルになった計算ですな。
こういう時に限って急患の方はいない(良いことなんですけどね)んですな。

でも救いは皆さん、しっかりと連絡をしてくださること。
無断キャンセルは1人だけでしたから。
感謝です。

今週になってから、求人広告を出したせいで、面接を立て続けに行っているんですが、面接に訪れる皆さん、結構今の仕事に苦労をされているんですね。

特に今の時代を反映しているのが人材派遣会社に登録されている方々、、、本当に多いんですわ。
んで、皆さんに共通しているのは正社員を心底希望されているんですね。

派遣会社に登録している契約社員の方々なんですが、小泉改革の掃き溜め、まさにここにあり!、、、でありまして、、、何のこっちゃか解らないヒトも多いとは思いますが、解る人には解ると思います。

要するに、一部の勝ち組企業を除くと、どの企業もバブル崩壊以降の永らくの景気低迷のせいで、経費削減を迫られているわけです。
で、経費削減にもっとも有効なのは人件費削減に他ならないわけですね。

そんな御時世、派遣会社からの契約社員というのは企業にとって非常に都合が良いわけですね。
ボーナスなんて払わなくていいし、「コイツはダメだ」と思えば派遣会社に連絡すれば替わりの人材に交換してもらえる、、、「人情」や「しがらみ」は一切なく非常にドライに切れるわけです。

派遣会社は企業から連絡を受けたら「もう明日からいかなくて結構です」と本人に伝えればいいだけです。
文句など言おうものなら「代わりは掃いて捨てるほどいる」ということになり登録抹消ですわ。

景気回復しているといわれる昨今ですが、実はこういった人達の犠牲の上に成り立っているわけですね。
昨年のボーナス支給額は相当な高水準だったらしいですが、ボーナスを受け取れる正社員の数自体が激減しているわけですから、ボーナスの「平均」支給額自体は高い水準になるんですよ、、、数字のマジックです。

こうして貧富の差はどんどん広がってゆく、、、一部の富裕層に対する大多数の貧困層という構図、、、カトリーヌの襲来を受けたニューオーリンズに象徴されるアメリカのようになって行くんですな。
そんなアメリカに尻尾を振りつづける小泉さんは「格差はあっていいと思います」なんて発言しているし、、、。

さて、小泉改革に苦言を呈したついでにもうひとつ。

先日発覚した海上自衛隊の機密データのネット流出騒動、、、原因はWinnyというソフトなんですと。
このソフト、世にある色んなお宝ソフトをロハで手に入れられるのだそうなんですけど、それと引き換えに持って行かれちまったのは国家のお宝:機密情報ですから、、、う〜っむ。

、、、なんでも、何年後かにはウチら医療機関のカルテ内容もネットで「お国」とバッチリ繋がるようにするんでしょ?。

今の政府にとってみれば、国民1人1人のカルテの内容なんて、自衛隊の機密情報に比べれば屁みたいなもんですからねぇ。
国家の機密情報ですら簡単に流出するわけですから、個人のカルテの情報なんてね、、、
そんなもん、流出しない方がおかしいわな。

原発の事故よりも確率的に段違いで高いことは論を待たないでしょ。

個人情報保護法などという治安維持法の次に控えし「世紀の悪法」を生み出したヤツらが、今度は個人情報の最恥部とも言えるカルテ内容、、、これを曝露させる、、、てか。

「IT革命」だとか「断固改革を推し進める」とか、聴こえのイイことばかり言ってるけど、そこには漆黒の闇が大きな口を開けて待ち構えている、、、。

そろそろ現首相が失政を敷いていることを暴く動きが出てきて欲しい、、、
今の世の中、絶対に間違っている、、、と思います?。

2006年03月23日

怒りを通り越して

とりあえず、昨日までの生き地獄からは解放されつつあります。
まだ怖くて電解質飲料以外は口に出来ないでいますけど、、、。
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この2日間で3.5キロ痩せました。
興味深いのは一挙に痩せると体脂肪率が一挙に上昇すること。
これは新たな発見でした。

さて、本日の診療終了後は、、、
藤沢市歯科医師会社保部が主催しての4月からの診療報酬改定の説明会がありましたので、フラフラしながらも気合いで出席してきました。

う〜ん、、、既に分かってはいましたが、改めて資料に目を通すと、怒りを通り越してもはや呆れるしかないですな。

少なくとも現時点で言えること、、、
国は国民の健康のことなどこれっぽっちも考えておりません。
小泉さんなんて、そんなお人です。

歯科医師がこの改訂によって被る自院の経営への大打撃を極力抑えるために、いったい何をするかと言えば、、、
2月10日にも関連したことを書きましたが、それは結果的には患者さんが医療機関に行きにくくなるということに繋がります。

患者さんが受診抑制をする、、、これこそ小泉さんにとってみれば願ったり叶ったり!
だって一時的には国民医療費の総額は下がりますから。
でも長期的に見て、これで国民の健康が増進するわけがありません。

ああ、、、昨夏そんなヒトを大勝させたのは我々国民ですが、、、。

これでまた掘って埋めた時代に逆戻り?、、、
少なくとも、政府や厚労省の方々に「予防」という概念はありません。

2006年03月27日

うねり

朝の芸能ニュースで「EXILE」のボーカル・SHUNがグループを脱退すると報じていましたねぇ。

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で、辞める理由、、、
「EXILEでの活動のなかで自分自身を見つけてきた。このままの状態で唄い続けていくことで、唄うこと、表現することを嫌いになってしまうんじゃないかという恐怖感すら抱き始めていた」

ファンの人達には悪いけど、、、一体なんのこっちゃ???

字数を多く語ることとカッコイイこととは必ずしも一致しないのだ、ということを図らずも証明する結果となりました(笑)。
う〜ん、、、芸能人はツライよ。


んで、診療室に出てきて当ブログのチェックをしますと、24日の日記に対するコメントをいただいていることがわかりまして、早速読ませていただきました。

くま先輩、書き込みありがとうございます。
先輩の書き込みにはいつも本当に救われます。

hiroさんも書き込みありがとうございます。

お2人への返信にも書きましたが、、、
、、、そうなんですね。ウチら歯科医師とお国との関係はまるでお代官様の「おふれ」のようなもんなんです。

我々はお上が決めたことに従わないといけないんですね。
どんなに頑張って良い仕事をしようがしまいがお上の決めた額の報酬しかいただけません。

で、その報酬決定のルールなども県ごとにちがったり、先月まで払っていただけていた報酬が、お代官様の気まぐれである時から急に全部ダメになったり、、、。
しかも2ヶ月以上前にやったことが「ありゃダメになった」でバッサリ斬られたりするわけです。
2ヶ月以上前の治療ですから、もちろんやり直しはききません。
そうなると完全なタダ働き、、、。

そういうわけで、その「おふれ」を全部「仰せの通り」にしていては我々の生活が逼迫しますから、ロビー活動なども必要になってくるわけです。
しかし、そのロビー活動のやり方を間違えると、一昨年の日歯連会長逮捕のようなことになってしまうんですね。

ただですね、国民全体の気持ちとして、「どうせ歯医者なんて皆で悪いことをしていたわけでしょ?トップが逮捕されたんだから、、、」という、一種の国民感情の「うねり」になっているのはヒシヒシと実感するところです。

もちろん、小生は普段そんなことを患者さんから言われることは殆どありません。
小生がそういうことをいちばん言われるシチュエーションといえば、、、それは中学の同窓会ですね(笑)。

石原都知事が銀行を狙い撃ちにして外形標準課税を導入しようとしたり、ディーゼル車を狙い撃ちにして規制強化したり、、、というのがありましたね。
国民感情の「どうせケシカラン連中なんだから」というような感情の「うねり」を背景に半ば強引に制度を変えてゆく、、、。

要するに「銀行は自らの失態で今の状況を招いたのに手厚く保護されていてケシカラン」とか、「ディーゼル車は黒煙をモウモウとまき散らすからケシカラン」というような国民の単純な感情の盛り上がりをバックにつけるわけですな。

銀行だって全部が全部悪いわけじゃない、、、
ディーゼル車だって黒煙を出さない車もあるし、CO2の排出量ならばガソリン車よりも少ないし、悪いことばかりではない、、、。
でも全部ひっくるめられて「ケシカランのだから」、、、と。

今回の歯科の改訂はこれに非常に近似しているような気がするんですね。

で、外形標準課税の時の銀行のように、法廷にまで持ち込んだあげく勝訴して石原都知事は結局断念、、、
そんなふうに徹底抗戦するだけの体力が歯科医師会に今あるかと言えば、、、う〜ん、、、。


家に帰って視たTVは西遊記のスペシャル版、、、
視聴者を完全にバカにした1時間半でした(笑)。

2006年03月29日

可哀想なのは

耐震強度偽装問題、、、歯科界にとって対岸の火事ではないと以前から再三申し上げておりましたが、、、
昨日、姉歯元建築士の奥さんが投身自殺、、、
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姉歯氏の奥さんは相当辛い立場に置かれていた、、、これは想像に難くないわけであります。
それにしても可哀想なのは残された子供です。

姉歯氏はホテルを点々としていて家にいないわけでしょ、、、
残された子供の心情たるや、、、。

姉歯氏、確かに悪いことをしましたが、ありゃ1人で悪事を働けるタマじゃありませんぜ。
組織ぐるみに決まっているけど、何とか彼1人のせいにしようとしているな、、、うん。

しかも絶対に黒幕がいるって。
官僚と政治家、、、ビクビクしているヒトは一体何人いるんでしょう。


可愛そうなのは子供、、、といえば、、、

7年前に、盆踊りの縁日で綿菓子を舐めながら走り回っていた子が転んで、喉の奥に割り箸が刺さった、、、
杏林大病院の急患担当医師は喉に傷がついているだけと判断、しかし実際は創傷は脳にまで達していたため、その子は15時間後に死亡。

で、昨日出た判決は「医師の過失を認めた」ものの、過失がなかったとしても命が助からなかった可能性が高いとして「医師は無罪」とした。
無罪にはなったが、「医師の過失」を認めたことで、民事では相当の賠償金が遺族に支払われることになるとのこと。

判決に対して原告(遺族)側は「身体が凍りついた、身体中の血が止まった」と怒りをあらわにした。

で、以下のようなことを書くと「なんて冷酷な男!」「どうせ医療側の人間だから」と思われちゃうんでしょうけど、、、あえて書きましょう。

棒をくわえたまま走り回っている子供を叱らなかった、もしくは無理矢理にでもやめさせなかった「親の責任」はどうなのよ?。

小生なんて、昔、烈火の如く怒られたものだが、、、。
親だけでなく他の大人からも叱られました。はい。

この御両親、墓前に「裁判に勝てなくてごめんね」と報告したそうですけど、そういう問題か?。
自分達が親として払うべき注意を怠ったことに関してはどう思っているのでしょう。

愛する我が子をなくした悲しみに対しては同情を禁じ得ないし、判決を下した裁判官や過失をした医師に対して怒る心情も理解出来ます。
しかしこの両親、自分達がおかした過失に対しても同様に怒りの矛先を向けることはできるのか、、、。

被告の医師をかばうつもりはまったくありません。
しかし、駐車場で子供を遊ばせておきながらクルマの運転手に「危ないじゃないか!」と怒る母親に似ているような気がするんですよね。
もちろん、子供をひいてしまえば運転手が全部悪いんですけど。

ちなみに今回の一連の報道で小生が一番ムカつくのは、この事件に対して「したり顔」でコメントし、「被害者救済!」と声高に叫ぶ医療ジャーナリスト連中ですね。

結局のところ、一番可哀想なのは亡くなった子供。
ホント、最近の世の中、なにかが間違っていませんか?。

2006年04月06日

どこが構造改革なんだか

さて、4月1日からの保険診療改定以来、ウチのスタッフに課する事務仕事を増量する結果となりましたが、皆さん工夫しながら何とかこなしてくれています。
本当に感謝すると同時に申し訳ない気持ちです。

本日、近隣の内科医さんに御挨拶に伺った時、やはり内科医でも今月からやたらと届出や文書作成が多くて辟易している、とのことでした。

今回の改定って悪い意味での「お役所らしさ」を際立たせた改定ですね。
「通達」「届出」「許認可」そして「文書」のオンパレード、、、
これは「融通がきかない」ともいえるし、「お上として威張っている」ともいえます。

小泉内閣が進める構造改革、、、これがいかにウワベだけのもので、「官から民へ」どころか「官の権力増大」、、、
要するに「お代官様度アップ」なのかを痛感するというものです。

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しかも彼が首相になって以来、声高に構造改革を叫ぶその裏で、気がつけば多くの「国民を縛る法律」が、いつのまにか成立してしまっています。

道路や郵政を舞台(というより劇場)にした「国民に分かりやすいパフォーマンス」の裏で実際には、、、
しかし今だに彼の人気は高い、、、これはとても恐いことですよ。

さて、話を元に戻しますが、今回の改定って「これを機に厚労省の内部人事で医療の素人達が大挙して新たに担当になったのでは?」、、、と思わせるくらい、それほどに素人的な改定内容なんです。
例えば、20歳台のスタッフだけで老人ホームをリフォームした、、、そんな感じですね。

バブル崩壊〜平成の大不況、、、これを語る時には必ず「きっかけ」として「プラザ合意」が挙がりますが、
将来、世界に誇るべき日本の保険医療制度が崩壊した時には、必ず「きっかけ」として「2006年4月改定」が語られることでしょう。

2006年04月07日

アメリカナイズ

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最近の小生、いわゆる地上波のTVというものをあまり視ないんですね。

定期的に視ているのは、朝、出勤前に視ている「めざましTV」と「とくダネ!」。
そして木曜夜の「とんねるずのみなさんのおかげでした」、金曜夜の「タモリ倶楽部」、そして日曜夜の「行列のできる法律相談所」くらい。

こと上記の朝の2番組に関しては、別に物凄く面白いから視ているわけではないのです。

「めざましTV」のアヤパンもナカミーもカワイイとは思うがとりたてて物凄く好きなわけではないし、軽部アナはどちらかというと嫌いな部類。
大塚さんはアナウンサーとしてのプロ意識は感じるが、歳のせいか最近は滑舌が悪くなってチョイと心配。
アミーゴは嫌いではないがたまにうっとうしいし、、、。

「とくダネ!」の笠井アナも人畜無害だが同僚だったら嫌かもしれないし、小倉サンは絶対に上司にしたくないタイプだし、、、。

小生、朝の番組はどういう選択の仕方してるんでしょうかね?。
我ながら変ですわ。

で、最近の小生が定期的に視ているその他のTV番組といえば、、、「探偵ナイトスクープ」「明石家電視台」「クイズ紳介くん」「ジャイケルマクソン」「よしもと新喜劇」というところ、、、要するにケーブルTVなのですね。

で、ケーブルTVといえば特徴的なのはCMです。
そう、特に通販モノですな。
それも、アメリカのCMそのまんまのヤツ。

アメリカの通販のCMを視ていて思うのは「この国の人達は皆さんアホなのか?」ということ。

家中のドアや窓や収納の扉に小型アラームを設置して、、、子供が開けるとたちどころにけたたましい警報音ですぐわかる、、、こいつは防犯にも安心、、、これを家中の扉にとりつけちゃうのを推奨します、、、8ヶセットで¥4900、、、。

大リーグを目指すキミ達のために野球のボールにロープをつけて木にしばって自主練習、、、でも子供1人で練習してて怪我するとすぐ訴訟になっちゃう国だから、映像では傍らには父親がつきっきりで自主練する息子を励まして、、、ビデオもついて¥7800也、、、。

まぁ、他にもしょーもない商品が続々と、、、。

アメリカナイズ、、、これがカッコイイとされた時代は遥か遠い昔ですわナ、、、。

日本はアメリカの10年後を追う、、、などと言われますが、そうだとすると今から10年後の日本がコワイな〜、、、と。

そういや、小生が高校生の時代、、、アメリカのハイスクールの女子生徒がバッチリ化粧をしていてビックリしたものでした。
小生なんか、当時付き合っていた彼女がリップクリーム塗っただけでドキドキしたクチですから。

で、日本でも、今や高校生の化粧なんてアタリマエ。
学校でのセキュリティーチェックもアタリマエ。
セックスとドラッグもアタリマエ、、、。

アメリカで10年前に起こっていて、にわかに信じられなかったモノのほとんどが今や日本で現実になってますから。

それにしても、CATVやCSでアメリカの通販のコマーシャルを視れば視るほどに彼の国の人達って実は底が浅い、、、ということがイヤでも判ってしまいますなぁ。
アメリカ人の社会って、こうも単純な思考でホントにいいわけ???、、、自分のことぢゃないのに心配になっちゃいます。

んで、結論:
もうアメリカナイズはダサい、、、ということに早く気づけよ日本人!。
、、、現職の内閣総理大臣サンもね、、、あぁ彼は確信犯だったっけ。

2006年04月14日

劇場型性格

日本橋に行ったことがありますか?。

そう、弥次さん喜多さんの東海道五十三次の出発の地で、今も国道1号線の起点です。

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その由緒ある日本橋の上には首都高速が覆い被さっていて、空は全く見えない、、、。
今では江戸時代からの由緒も感じられない状況であります。

報道の映像などは、この首都高速を「いかに醜く映すか」に心血をそそいでいるようですらあります。

ただ、この醜き景観は、貧しかった日本が東京オリンピックに間に合わせるために、出来るだけ安い費用と短い工期で仕上げたという、いわば記念碑的な側面も持っているわけです。

で、小泉首相は高架の部分を撤去して別の場所に移すかトンネルに切り替えてはどうかと言っているんだそうな。
で、有識者懇談会なるものを設けたらしいです。

「東京の空を取り戻そう」
なんか、ずいぶん以前にも似たようなフレーズを聞いた事がありました。
ああ、、、公害問題が全盛だったころでしたかねぇ。

「都市景観」、、、たしかに昨今の流行り言葉ですが、、、。

新聞やTVもこぞってこれを支持、、、
マスコミって、ほ〜んとに軽いんだから。
、、、辟易。

で、今回の移転計画の費用ですが、、、

ざっと1兆円超、、、
1兆円を超えるんですよ、1兆を。

国の財政は巨額の借金で破綻寸前なんじゃなかったっけ?

1兆円あれば何に使える???
年金、医療、、、どうでもいいか、そんなもん。

道路行政改革では小泉首相の片腕的存在だった猪瀬直樹氏も、この計画にはさすがに反対しているそうですわ。
そりゃそうだ。
ムダな建設に歯止めがかかったハズ、、、でしたから。

しかし、これで道路族や官僚は大喜び、、、

あれれ?、、、
先の保険診療の改定でも厚労省や役人の「お代官様度」がUPしましたけど、、、。

小泉純一郎という人が、いかに
パフォーマンスだけのヒトなのかがよ〜くわかります。

2006年05月15日

床屋さん考

今日は疲れた1日でした。

何故か「予定外」のことが目白押し、、、
こういう日は疲れます。

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ところで、歯科医師会の先輩が床屋さんについて書いておられました。

この数十年の変化というか、近隣の地域では理髪店が減少し、美容院が増加している傾向は、先輩がみても明らかとのこと。

先輩の男性の知り合いや友人も最近では、ほとんど美容院へ行きヘァーカットしているそうです。

単純に言えば、昔床屋さん、今は美容院へ。特に男性の転換組が大きな影響を与えている、、、。

先輩自身は床屋派だそうで、、、
その大きな理由は髭剃り、、、でも美容院で髭剃りが出来るようになったら、床屋はさらに減るのでは?
と書いておられます。

ショッピングモール内にあるような一律千円でやっている床屋さんは、1.2時間待ちと行列が出来ていますが、いわゆる普通の床屋さんはどこも暇そうで元気がないように見えます、、、
と、心配もしておられました。

頑張れ床屋さん!とつい応援したくなります。
、、、とのこと。

実は僕は床屋から美容院へ流れた1人です。
といっても、流れたのは高校生の時なのですが、、、。

その大きな理由、、、
床屋はコミュニケーションがなかったから、、、ですかね〜。

たかが高校生でしたが、結構敏感に感じていたものです。
床屋はどこに行っても話をしてくれない、、、だから希望を言いにくい、、、

勇気を出して希望を言おうものなら、それは無理!、、、というのが多かった、、、。

その点、美容院は違いました。
イロイロ話しかけてくれるので、希望も言いやすい。

「今回はこういう感じでどうですか?」というように、アチラからイロイロ提案もしてくれるし、、、

美容師さんは新しい技術とかも研鑽を積んでどんどんとりいれていそうなのに対して、
理容師さんは現状維持をしているだけ、、、というイメージを当時高校生のオイラは感じちゃったんですね。
もちろんこれはあくまでも、その当時に感じたイメージですけど。

あと、美容院は予約制だったのに対し、床屋は順番制、、、
だから床屋では運が悪いと異様なくらいに待つ、、、
下手をすると半日丸々潰れちゃうわけで、、、これも嫌だったかも。

なんか上記のことって、歯医者にも通じるところがありますね。

技術が高い方が良いに越したことはないのは論を待たないとして、、、

それ以外では
1)安さ重視の薄利多売に走るか、、、
2)もしくは一見無駄とも見えるコミュニケーションを重視するか、、、
ということなんですかね?

このどちらも出来ないとなると、ヒマになる、、、
だからといって客に媚びれば良いというわけでもない、、、

これも歯医者にも通じるところかも。

あ、上記の床屋さんのイメージ、、、これはあくまで小生が高校生の時の話。

もちろん研鑽を積んで、お客さんとのコミュニケーションに心血注いでいる床屋さんも数多くいらっしゃっただろうことは言うまでもありません。

2006年05月27日

好みの声質

世には数多のボーカリストがおりますが、
誰の声が個人的に好みかと言う話になると、まぁそれは千差万別でしょう。

好みとはそういうもんです。

小生の年代だと、若かりし青少年の頃の女子なぞは「小田サン!」などと言っておりました。

「さだサン!」と言う娘はあまりいなかったな、、、
彼は声で売ってなかったから。

当時、人気ありましたね。オフコース。
なんといっても「さよなら」でしたね。
「秋の気配」はもう少し上の年代。

小田和正は確かに綺麗な高音だと思いますけど、小生は好きじゃなかったなぁ。
なんか女々しい感じがするんですね。

当時嫌いだった声質は長渕剛。
彼自身も自分の声質は嫌いだったらしく、その後、無理矢理喉を潰すんですよね。
で、現在の豹変ぶりですわ。
現在のファンにとって当時の彼って恥部として封印されているんですかね?。

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小生の好みの声質はですね、甲斐よしひろ。
そう、甲斐バンド。

良いと思うんですけどね。
「きんぽうげ」「ダニーボーイに耳をふさいで」「氷のくちびる」、、、

特に甲斐の声質の良さが際立つのは「汽笛の響き」ですか(笑)
解る人には解るね〜。

一時期、TKの一派になっていましたが、その後はどうなったんでしょう。

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あ、そうそう。
甲斐バンドのHERO。この曲は凄い!!。

これを聴いた直後にビートルズのプリーズミスターポストマンを聴くと、
「な〜んだHEROってパクリだったのね」ということが判るんです。

でもプリーズミスターポストマンの後にHEROを聴いてもパクリだとは感じない、、、
要するに、あたかもプリーズミスターポストマンの方がパクったかのような錯覚に陥るんですな。

う〜ん、、、甲斐よしひろ恐るべし。

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写真の「電光石火BABY」ですが、何かの雑誌で「電光石灰BABY」と誤植されていて大笑いした過去が、、、。

2006年06月02日

いわゆる初日で

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6月1日から道路交通法が変わりまして、民間が駐車取り締まりをすることになりました。

「官から民へ」と言えば聞こえが良いですが、結局のところは違反金、、、要はカネ。
最終的には相も変わらず利権なわけでしょ?。

小泉サンが首相になってから、どうも「外ヅラ」ばかりを良くして、その裏の実態隠しが巧妙になっているような、、。

で、TV局は6月1日の街の風景をこぞって取材。
「昨日までの違法駐車の列が嘘のようです!」
、、、って、そりゃ停めないよ。初日だもん。

こういうことは初日だけでなく、「その後」も必ず取材していただきたいものです。
いえいえ、本当は「その後」の方がはるかに重要なんですけどね。

そういえば、オイラが以前勤務していた大学附属病院でもですね、、、
院内のシステムが大きく変わった初日に病院長先生が各階を視察したりして、、、

んで、初日の視察をもとにイロイロと発言なさるものだから
「普段、現場のことなんか見ないくせにさ」
「初日だけ視て判断するなよ〜」
ということになっていました。はい。

2006年06月29日

褒めて育てる

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スポーツにしろ、音楽にしろ、褒めないと上手くならない。
まず楽しむことが大事。

わかるなぁ、、、

注意されたり叱られたりばかりだと、絶対キライになりますもんね。

特にスポーツと音楽に関しては最初のうちはどんなことがあっても100%無条件に褒めて育成することが大切らしいですね。
とにかく楽しんで好きになる、、、これが上達する秘訣。

さて、スポーツや音楽はそうですが、医療はどうでしょう。

医療に関しても、人材を育成する時に褒めることは大切だと思います。
でも、とにかく100%無条件に褒めて良いのかと言えば、、、

患者さんがいますからねぇ。

失敗しても一切叱られない、注意されない、、、そういうわけにはいかんでしょう、、、と、小生としては思うのですが。
患者さんとしてはどうですか?

とにかく100%褒めて人材育成する医療機関。
スタッフの皆が楽しく働く医療機関。
これからはそうなっていくのかも。

でも今後、患者さんの目はどんどん厳しくなっていくでしょうし。
難しい問題です。

2006年06月30日

褒めて育てる(負の側面)

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昨日は褒めて育てることのメリットについて書きました。

たしかに、
スポーツにしろ、音楽にしろ、褒めないと上手くならない。
まず楽しむことが大事。
注意されたり叱られたりばかりだと、絶対キライになってしまう、、、
その通りだと思います。

しかし、これがあまりに拡大解釈されすぎて、
親の教育方針、要するに子育てにも適用されてしまっているケースが多いというは、どうなんでしょうね?。

近年、「一切叱らない」方針の親って結構多いでしょ。
「自分で考えさせる」と言えば聞こえはいいですけど、要は叱られた経験無しに子供が育つわけですわ。

これ、欧米、特にアメリカから輸入された教育方針でしょうけど、
家庭でも叱られたことがなく、学校でも叱られたことがなく、そうして育った子達が社会を形成しはじめるとどうなるか、、、。

アメリカで多発する少年による凶悪犯罪なんて、一昔前は対岸の火事でしたけど、今や日本でも頻発するようになりました。
日本の子供達が家庭でも学校でも叱られることがなくなったことと無関係ではないと思うのですが、、、。

とにかく褒めて褒めて育てあげる、、、たしかにスーパースターを輩出させる有効手段のひとつでありましょう。
しかし、一握りのスーパースターの影にはスーパースターになれなかった多くの集団がいるわけで、、、。

スーパースターは輩出しにくかったかもしれませんが、世界に類を見ないほど治安の良かったかつての日本、、、。
華やかな料理ではないかもしれませんが、世界一の長寿国の礎となったかつての日本の家庭料理、、、。

スーパースター、アメリカンドリームと言えば聞こえはいいですが、一握りの大成功者や大金持ちと、多くの貧困層との際立つ「その差」。

食生活にしても社会構造にしてもアメリカの一握りの華々しい部分だけに目を奪われて追いかけて来た日本、、、。
う〜む、、、。

ところで、、、

実は小生、小学校4年生の夏休みにアメリカンスクールの合宿に放り込まれた経験があるんですわ。
アメリカンスクールが夏休みの間、日本人の小学生を受け入れてアメリカ流の教育を体験させるというもの。

1か月の間、代々木の旧オリンピック選手村で寝泊まりして、そこから毎日バスで調布だか府中だかわからないですけどアメリカンスクールに通うという、、、。
アメリカンスクール内の教師陣は全員アメリカ人。

当時、子供心に驚きましたもの。
昼メシは学食で、、、いかにも子供の好きそうなアメリカンファストフードのオンパレード、、、ジュースやアイスもアリで、、、日本の給食の地味さと比べたら、それはもう嬉しくて嬉しくて、、、。
もちろん今思えば身体に悪いこと間違いないですが。

そして、、、
何をしても一切怒られない、、、一応注意はされるんですけどね、怒られない。

怒られないと子供って何度も悪さを繰り返すんですけど、その度に怒らずに注意するんですよ、根気よく。
で、いくら注意しても改善しない子に対しても絶対に怒らない。
どうするかというと、、、その子だけ隔離するんですな。

ちなみに小生、隔離された経験アリでして、、、お恥ずかしい。

体育や音楽はとにかくグッドの連発。
複数の教師達がおだてて盛り上げてくれて、皆で楽しくやるわけです。

で、今になって当時を振り返ってみると、、、う〜ん、、、やはりあまり良くないですなぁ、、、
やはり要所で叱ることは大切です。
雷もたまには落ちないと。

たしかに、体育と音楽はアレがいいのかな、と思いますけどね。

2006年07月14日

天才なのだ

W杯での日本の惨敗を受けて、
「中田はWBCでのイチローのようには振る舞えなかったか?」
と言うヒトが多い。

でもイチローだって、チームの中で「浮いてなかった」とは言えないと思う。
実際、結構浮いてたでしょ、彼。

野球というスポーツがサッカーと比較して、スター選手が浮いていようが「何とかなる」性質のものであるというのはあったと思う。

そして何よりも、勝ちさえすればチームの雰囲気は良くなるわけで、、、
WBCの場合は、アメリカがコケてくれたおかげで1度死んだ日本は息を吹き返した、、、
あれが死んだままだったら、イチローも中田と同様の評価だったのでは?

「イチローはインタビューで日本チームのことを持ち上げたが、対して中田は日本チームを批判してしまった」などと比較する向きもあるが、これも単に世界との実力差からの必然だったのでは?

2人ともしばしば「天才」と評される。
真に「天才」かどうかはさておいて、両者には意外と共通点が多い。

マスコミに対する姿勢もそうだ。
自分が露出するメディアは自分から選ぶ。
もちろんTV映りは大いに気にする。
そして自分の評価額が「今いくらなのか」「今後どうなるのか」を常に気にしている。

そしてこれは非常に興味深いのだが、両者とも異常なまでの偏食家であるということ。
やはり「天才」はフツーではダメなのか。

、、、たしかに両者ともユニフォームを着ていない時はどこかサイボーグ的である。

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昨夜、NHKで将棋の羽生善治の特集をやっていて、たまたまそれを視た。
以前7冠を獲得し「天才」の名をほしいままにした彼は、30歳を過ぎて次々にタイトルを失い35歳の現在は3冠。

3冠でも十分にスゴいと思うのだが、30歳を過ぎると目に見えて記憶力や思考力が低下したのだとか。
以前は1000手先まで読んでいたのが、今はもうできないのだそうだ。
しかし将棋に対する情熱は冷めるどころかさらに深くなっているのだそうだ。

小生、将棋のことは全く分からないのだが、「天才」と言われていた頃の彼は、やはりどこかサイボーグ的であった。
しかし今の彼はインタビューの受け答えひとつにしても当時とは別人である。
35歳の男として、非常に魅力的に映る。

人間、「落ち目」を経験しないと人間的な「深み」は出ないのかもしれない。

2006年08月11日

信念の人、さんま

明石家さんま、、、
このヒトって一般からのイメージは「最低男」だったり、
どちらかと言うと「軽薄」な感じで捉えられていると思うんです。

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でも、実は彼って相当な頑固者というか、芯が通っているというか、、、。

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今ブームの白州次郎をとりあげた番組で、生前の白州と親交があったと称する人物達が、彼がどれほどジェントルマンで品格があったかを力説する。
そんなエスタブリッシュたちの、大して面白くもない話を、ヘラヘラ笑いながら、ときおりツッコミをいれているのが明石家さんまなのだ。

「白州さんは、ともかく欲のない人だった」という類の、白州伝説をそのままなぞった礼讃が競うように発せられる。
するとさんまは「でも、みんな、欲はあるでっしゃろ」と、笑いながら、まぜっかえす。

権力者を前にしても、いささかも臆するところなく、政財界の爺さんの語る、俗っぽく聖化された白州神話に茶々を入れる。
大竹まことや恵俊彰なら思わず「かっこいい日本人がいたんですね」と、感心してみせそうだ。

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以上は週間文春のコラムの抜粋です、、、

そういや、関西ローカルの「明石家電視台」という番組があって、
小生、CATVで毎週視ているのですが。

ある時、郷ひろみがトークのゲストに来ていたことがあって、
その時もさんまの威力がいかんなく発揮されておりました。

さんまとひろみは同い年らしく、双方とも50歳になったばかり。

ひろみが「50歳になって僕はこれからの人生がますます楽しみ」と言えば、
「それはウソでっしゃろ?、そんなはずないわ。30台の頃に戻りたいのと違います?。俺は戻りたいけどなー」

「体力も気力もますます充実している」と言えば、
「ま〜たまた、50になるとホンマにガクッと落ちまっせ。俺なんてもう全然アカンもん。それが普通やて」

「50になると、する気もないのに屁が漏れまへんか?」と、さんまが問えば、
「放屁ですか?。僕は放屁はしませんから」と、ひろみ。

郷ひろみは「郷ひろみを演じる」ことに常日頃から必死なわけですけど、
これほど「格好悪い意味で」必死な郷ひろみは、小生は初めて視たわけです。
ある意味、さんまに化けの皮を剥がされた、、、。

さんまは相手が郷ひろみだろうが特別扱いしないんですね。
いつもオネーチャンにツッコミを入れるのと同じように扱うわけです。

多くの芸能人やマスコミ関係者は郷ひろみの老化に関しては決して触れませんもの。
タモリやたけしでも触れないでしょ。

そういえば、2002年のW杯のときも、韓国の快進撃を当初から「この判定は絶対におかしい!」と言ってたのはさんま。
韓国が準決勝で負けたときも「これでサッカーの歴史が守られました」とコメントしておりました。

当時、「共催国だから一緒にがんばろう!」みたいな妙な雰囲気が日本中を覆い尽くしていましたが、そんな「韓国批判はタブー」のような雰囲気をものともしなかったのも彼。

さんまは一筋縄ではいかない、実は「軽薄」とは対局にいる男なのです。
「信念の人」と言えば格好良いが、プライベートは割と偏屈かもネ。


さて日記、、、
今日も急患の患者さんが多かった〜。
理由は昨日と一緒でしょうね。

入らない技工物も昨日今日と続出、、、
この時期に、ツライなぁ。

実は数日前から自宅のエアコンが壊れています。
修理が来るのはお盆明けだそうで、、、。
夜が比較的涼しいのは救いです。

これだけトラブル続きでも平和に日常生活を送る事ができる、、、
これは幸せなことですね。

2006年08月16日

口封じ?

小泉サンの元盟友の加藤紘一氏の実家が放火されましたが、
小泉サンの靖国参拝に対して批判的な発言をしたことが原因では?と報道されています。

いずれにせよ、ここ何年かの日本、何となくモノを言いづらい雰囲気なってきた、、、これはたしかです。

私自身もこのブログを書き始めた4年前よりも、今の方が遥かに勇気が要るようになりました。
ちょっと政治的なことを書くと嫌がらせは増えますし、軽い気持ちで書いたことに対して思わぬクレームのメールが来たり、、、
もちろん読んでいる人の数自体も増えたのですが、それを差し引いても、です。

各方面に当たり障りなく書こうとすると、小学生の作文のようになってしまうんですね。
NHKラジオに於けるお年寄りからの投稿のようにもなるかもしれません。

先の大戦の前も「何となく」言論の自由が無くなっていったらしいじゃないですか。
日本人の特性として、民間レベルで何となく口封じされていくのかも。

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本当は今日修理が来て直るはずだった自宅のクーラーですが、、、
「基盤ごと取り替えないとダメ」とかで直る日は未定となってしまいました(涙)。

今夜はとても蒸し暑くて汗が止まりません、、、
とてもじゃないですけど、、、眠れませんワ。

2006年08月24日

世紀の悪法

幼児がシュレッダーに指を巻き込まれるという事故。

要するに今までは、シュレッダーなどというものはオフィスにしかなかった、幼児がいないところでしか使われなかった、、、。
しかし個人情報保護法が施行され、家庭でも個人情報への関心が高まり、シュレッダーを購入する家庭が増えた、、、。

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ほ〜らね、小生が以前から世紀の悪法と酷評し警鐘を鳴らしていた個人情報保護法ですけど、こんなカタチでも弊害が、、、。

指を9本も切断してしまった子が可哀想なのは言うまでもありません。
そしてもちろんその子の両親も非常に気の毒だと思いますよ。

でもね、、、最近の日本ってすぐにメーカーの社長がお詫び会見しちゃいますよね。
メーカーの責任云々もいいけどさ、親の監督責任はどうなのよ???


今日は午後から診療室をスタッフに任せて保健所に行ってまいりました。
今日は3歳6ヶ月検診です。

夏休み終盤、、、ということもあって、お母さん達皆さんの肌は黒焦げですなぁ。
こんなの他の地区じゃぁ考えられませんぜ。
サスガは湘南地方、、、土地柄ですな。

でも、将来のお肌のトラブルは、、、なんて余計な心配をしちゃいます。
他人の心配の前に自分だろって???、、、ごもっとも。

2006年09月04日

もはや戦後ではない

安倍晋三さん、憲法改定するって明言していますね。
一昔前なら憲法改正なんて言っただけでそのヒトの政治生命云々、、、という位に、もう大変な事でしたが、、、。

今や、9条を守ろう、、、なんてチョロっと言った日にゃ「あ、変なヤツ」って目で見られますから。
、、、世の中って怖いです。

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夜はよしもと新喜劇を視ました。
内場勝則のツッコミは上手いわ。

2006年09月09日

家電化

外付けBackup用HD騒動から一夜明けて感じたこと、
それはコンピュータの家電化。

どこでそう思うかというと、まず、店員の対応、そして取扱説明書の解りやすさ、そしてカスタマーセンターの対応、、、
要するに、ズブの素人に対していかに優しいか、、、ということ。

いや〜ずいぶんと優しくなりました。
まだ、解りにくいところもあるけど、相当改善されています。

思えば、10年前とは雲泥の差ですよ。
10年ひと昔、よく言ったもんです。

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アノ頃は店員に何を聞こうが、専門用語を羅列するばかりで、こいつら宇宙人か?、と思ったものなぁ、、、
取説も専門用語ばかりで難解を極め、あってなかったようなもんですし。
小生がコンピューター嫌いになった一因です。

今思うに当時の店員のヤツら、絶対にワザと難解な説明をしていたな、、、と。
本当はもっと解りやすく説明出来たはずなんですよ。
素人にも解りやすく噛み砕いて説明する能力もあるはずなんです。

それをワザと知るはずもない単語を並べ、こっちが当惑するのを見ていたな、、、と。
それで優越感に浸っていたヤツもいただろうな、、、と。

全員が全員とは言わないけど、当時、相当の確率でそうだったんじゃないのかなぁ、、、。

コレね、店員だけじゃないですよね。
当時、職場とかでもコンピューターに詳しいヒトって何人かいたわけじゃないですか。
その人達も、みんな自分のレベルで話すのね。
相手のレベルまで降りて来ないの。

当時の小生の職場でも、コンピューターに詳しかったヒトって、決してバカじゃないはずなのに、コンピュータ初心者に話す時は何故か初心者レベルに降りてきてくれない、、、。
他の分野の話をする時は降りてきてくれるのになぁ、、、。

きっと、当時のコンピュータに詳しい人達って、周囲の初心者達から恒常的に「教えて教えて」って言われててウンザリしていた、、、だから撃退法のひとつとして無意識にそうしていたのかも。

2006年10月04日

美しい国、ニッポン

美しさの基準ほど曖昧で個人差のあるものはないだろう。
しかもそれは時代とともに大きく変わるし、、、

小野小町なんて今なら間違いなくブサイクさんでっしゃろ?

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我国のトップは上記の「美しい国、ニッポン」を相も変わらず連呼しておるが、、、

選挙演説ならまだしも、ソーリになってからも連呼されると、、、
さすがに言いたくなる「もういいよ、、、」と。

「再チャレンジできる社会」って、、、美しい国の社会のことなんだろか。
再チャレンジなんてしなくて済むならそれに越したことなかろうに、、、

でもこのヒトって人気あるんだよなぁ、、、

日本国民って、政治家の人気の基準と芸能人の人気の基準が同じなんだろうなぁ。

だから見ててごらんなさい、、、
今後5年で福祉がどんどん切り捨てられるから、、、
もちろん医療と年金は優先的に、、、
そしてなるべく国民に判りにくく、徐々に、、、しかし着実に。

後になって後悔しても遅いのさ。

ところで今日は水曜日。
神奈川歯科大学の歯周病学実習に行きました。

女性の学生さんや若い女性ドクターと話していると、、、
自分が初老であるということが実感できますなぁ〜。

2006年11月01日

教育問題かぁ〜

教育現場が荒廃している云々、、、と言われていますが、、、

だいたいですね、世紀の悪法:個人情報保護法のせいで、教師が生徒の家庭の事情を聞きたくても聞けない御時世でしょう?。
ちゃんと教育指導しろというのがそもそも無理だっての。

数日前にオイラが経験した、例の個人情報を一切話したくないという患者さん、、、この患者さんの治療方針を立てたくても情報がなさすぎて立てられない、というのと一緒ですね。

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さて、今日は水曜日。
昼メシは例によって例のラーメン店で。
今日食したラーメンも本当に美味しかった〜。

午後は神奈川歯科大学で歯周病学実習。

その後、夕方は例のスポーツクラブへ。
今日は施設が空いていて快適でした。
やはりこの時間帯が狙い目かな?

夜、診療室に行くと、我が母校の片瀬中学校に人だかりが、、、なんでも亀梨クンがドラマのロケに来ているとか来ていないとか、、、
そういえば先週は江ノ電江ノ島駅で何かやってたな、、、何なんだろ?。

その後は藤沢市歯科医師会の神湘会学術部の会合でした。
非常に興味深い症例を見れて有意義でした。

家に帰って夕飯を食いながらTVを視ていると、、、
バリバリバリューという番組の「セレブの晩御飯」というコーナーに学生時代の部活の先輩が出ていました。
この先輩、学生時代からお金持ちでいらっしゃったのですが、改めて「セレブ」というふれこみでTVにお出になると、、、
とにかくバイタリティーにあふれて何にでもアグレッシブな方ではありました。
でも、歯医者がみんなこういう生活しているわけじゃありませんからね〜、、、これは極めて特殊なケースですから。

いろいろあった水曜日でした。

2006年11月08日

議論はオッケー

今日は水曜日、午前中は市役所と銀行と郵便局のハシゴをしました。
今日のやうに天気が良いと小生のスーパーカブの威力が最大限に発揮できます。

その後は横須賀に移動。
昼メシは例によって例のラーメン店で。

午後は神奈川歯科大学で4年生の歯周病学実習。
毎週のことですがここに来ると若いパワーをもらうことができます。
、、、というよりも自分が歳とったということを実感するわけですが。

夕方からは例のスポーツクラブへ。
先週に引き続き今日も空いています。
どうやら5時チョイ前に入館するというのがベストのやうです。

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さて
「我国が核を保有してもいいんじゃないか、に関する議論」のことですが、、、
そりゃ、議論したっていいでしょう。居酒屋で酒飲みながらとか。全然オッケーです。

でもね、トップに立つヒトが「議論なら構わない」と言っちゃいけねぇよ。

教師が生徒に「体罰を与えることの是非」だって議論されて良いと思いますよ。
でも、校長や県の教育長や文科省の大臣が「議論なら構わない」と言えば問題でしょ?

最近話題の臓器移植問題もそう。
実際に大きな需要があるわけだから、「臓器売買の是非」だって議論されて良いのかもしれません。
でも医師会の会長や厚労省の大臣が「議論なら構わない」なんて絶対言っちゃダメでしょ?。

、、、そういうことですよ。安倍さん。

2006年11月10日

JKと言うんだそうな

小生が毎日愛読しているブログにこんなことが書かれていました。
またしても「我が意を得たり」の心境です。

ま、信頼関係なんて、とうの昔にないんでしょうけどね。

ところで、、、

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この写真、何だかわかります?

今から30年以上前の女子高生のファッションなんだとか、、、
今とはずいぶん違いますねぇ、、、
隔世の感あり。

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